皆さんこんにちは!
今回は、[Alexandros]とWurtSがコラボして手がけた楽曲、【VANILLA SKY】の和訳と、歌詞の考察をしていきたいと思います。
1. [Alexandros]とは?
[Alexandros]は「アレキ」または「ドロス」の愛称で親しまれて入手困難性4人組のロックバンドです。
2001年に結成し、長い下積み期間を経て2010年にデビューをしました。
デビュー後はロックシーンに大きな打撃を与え、ライブチケットが入手困難になるほどの快進撃を果たします。
[Alexandros]はボーカル、川上のハイトーンボイスと、ロックやポップなど幅広い音楽性を武器に、若い世代を中心に人気を博しています。
映像や企業とのタイアップで楽曲が使用されることも多いため、グループについて知らなかった!という方も、楽曲は聴いたことがあるという方もいるのではないでしょうか?
〇メンバー
川上洋平(Vocal. Guitar)
磯部寛之(Bass. Chorus)
白井眞輝(Guitar)
リアド偉武(Drum)
2. 楽曲について
作詞:川口洋平・WurtS
作曲:川口洋平・WurtS
編曲:[Alexandros]・WustS
リリース日:2023 / 07 / 21
3. WurtSとの繋がり
[Alexandros]は、"UK PROJECT"という事務所に所属しており、WurtSはそこでの後輩です。
2022年あたりから「彼とコラボして楽曲を作ったら面白そうだな」と思い、タイアップという訳でもなく遊びでやってみようという気持ちから依頼をしたそうです。
締め切りや、アレンジに対するリファレンスもなくはじまった楽曲制作。
WurtSがどういうふうに捉え、どんなチャンネルで返してくるのかが楽しみだったと、川上は仰っていました。
普通だったら一回で受け取るところ、何度か作り直しをお願いすると、結構「我」を出して大きく変更してくるところが何よりも楽しかったそうです。
”コラボ”となるとどうしても固くなりがちですが、川上は「WurtSも含めて[Alexandros]だっていうくらいの感じにしたかった」と言っており、「楽しさ」や「ラフさ」を大事にしていました。
基本的には、川上がAメロ、WurtSがBメロ、Dメロ、サビは二人が担当になっていました。
そこらへんにあるような曲や、それを避けようとして今っぽくなりすぎるような曲にはしたくなかったそうで、ロックを意識したアレンジと、ヒップホップを感じさせるようなサウンドを加えることによって、「現代的なロックの解釈」となった楽曲に落ち着いたようです。
アコースティックギターをどう入れるかも、この楽曲にとっての大きなミソになっていました。
ナチュラルに、肩の張らないロックサウンドが表現されており、終始リラックスモードの漂う楽曲となった【VANILLA SKY(feat. WurtS)】。
異質なもの同士が集まって音楽を鳴らす楽しさ、豊かさを表現することが、今回のコラボの答えだなと感じたと、川上は語っています。
※2023年7月21日に行われた、川上洋平とWurtSの対談の一部を抜粋し、要約しています。
インタビュー全文↓
4. おわりに
今回の「前編」の記事では、【VANILLA SKY(feat. WurtS)】をテーマに、[Alexandros]についてやWurtSとのの繋がり、楽曲が制作された経緯について紹介させていただきました。
次回の「後編」の記事では、実際に楽曲の歌詞に込められた意味を読み解き、考察していきたいと思います!